贈り物とお返しのちょっとしたマナー
贈り物をするときは、相手の趣味、好みや生活を考えた品物選びをすると喜ばれます。義理や習慣での贈り物もありますが、できるなら贈り物は心のこもったもので、相手とのお付き合いを楽しく円満にするために行いたいものです。
贈り物をするときに大事なのは、「おめでとう」「ありがとう」「お元気ですか」など、相手に対しての自分の気持ちの表れですよね。贈り物をするときには、贈る側だけの自己満足に陥らないことも大切です。
「自分の好みだから」「高価なものだから」「ブランド品だから」相手もきっと喜ぶ!、と自分だけの基準で品物を選ぶと、せっかくの気持ちも相手に伝わらないかも。相手の好みや、家族構成、生活、年齢などを考えて、喜んでもらえるも品物を選びたいですね。そして相手に負担を感じさせない程度の金額のものを贈ることも気配りのひとつでしょう。
宅配で送るときは、必ず相手に送り状としてお手紙を出しましょう。
贈り物は、本来、先方宅に持参し、あいさつの言葉とともに届けるものでした。
忙しい現代では、持参するのは贈る側もたいへんですし、贈られる側も迷惑になる場合もあるので、宅配便にするのも普通になっています。
贈り物を頂いたら、お返しをしますが、しなくてもよい場合もあります、目上の人からの病気見舞い、火災などのお見舞い、頼まれ事の尽力した感謝のお礼などは、お返しする必要はありませんので覚えておきましょう。
礼状を出すことは常識ですので頂いたお礼を伝えましょう。